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染織日記+あるふぁ 〜 染めて織って縫っての制作日記 と 日々のあれこれ小さな出来事日記。 ごゆるりとお付き合いをお願いいたします。

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『バッテリー』あさのあつこ

あの快感、あの苦痛、あの充足、あの焦燥----------

畏怖も怯えも迷いも惑いも、のみくだせ----------

-----最高、最速の球を。


教育画劇『バッテリー1~6』
角川文庫『バッテリー1~3』 あさのあつこ/著

染織は小休憩で本の話。

『バッテリー』
これから読まれる方もいらっしゃるでしょうから、ネタばれな感想は書きません。ご安心を。
中学生の少年達の葛藤を、野球を通して表してあります。
ハードカバーの最終巻の発売と文庫化で、テレビなどで取り上げられるようになりましたね。
私は幸いなことに早くにこの本を知ることができ、
ハードカバーを発売日ごとに読むことができました。
そのことが大変幸せなことと思える内容の本です。
文庫版に『これは本当に児童書なのか!?』という帯がついていますが、
『バッテリー』に限らず、多くの感慨をあたえるものには、分類不可能な魅力があると思います。
児童書=子供の読む本、と手を出さずにいた方。もったいないですよ~。
もし、字の大きさ、振仮名が気になるのなら、文庫版をオススメいたしますが、
文庫版の3巻書き下ろし『樹下の少年』は、ハードカバー全巻読んだ後のほうが良いかな・・・
『樹下の少年』では視点をかえて『バッテリー』を感じられます。
最終巻読後に読んで、涙がじわりときましたよ。
今後の文庫版の書き下ろしも楽しみなところです。

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